【南阿蘇ヨガ教室】ある木のはなし
熊本県南阿蘇村でヨガ教室を開催しているRokoYOGAです。
先日の早朝ヨガは台風が南の方で発生した影響からか風つよめ。風速4〜5メートルといったところでしょうか。
そんなつよい風が吹いているなかで思い出した『ある木のはなし』。
あるところに、1本の木が立っていました。
ある日大雨と強風で木は今にも折れそうなほど大きく曲がりしなっています。
それを見ていた人々は((あの木は今にも倒れそうでかわいそう))と思ったそうです。
するとそこに、植物と話ができる人が現れました。そこであの木は大丈夫かどうか木の声を聴いてみることにしました。
すると木のほうから
『今、風をめいっぱいに楽しんでいる!』という返事が返ってきました。
人々は驚きながらも自分たちが思っていた見方が変わった、という『ある木のはなし』。
同じことが起きていても
自分の感覚と他人の感覚ってちがうことってありますよね。
つよい風が吹いた時それぞれに
『ちょっとつよいくらいの風がきもちよかった。』
『風が吹いたり止んだりして面白かった。』
『マットが飛んでいくんじゃないかと思って少しこわかった。』
『守ってもらってる感じがして安心した。』
などと十人十色の感じ方をしています。
同じことが起きていても捉え方って案外違って面白いものです。あの人の捉え方や受け取り方、なんだかすてきだなーと思ったら自分の感覚としてもちょっと取り込んでみませんか?
ありがちなのはだれかと比較すること。
あの人と比べて自分はだめだ…と思うのではなく、自分の価値観も認めつつ、まわりのすてきな価値観も取り入れてみる。
このはなしに出てきた木の"何事も楽しんじゃう精神"も大いに見習いたいものですネ!
ヨガの語源は?には『繋がり・結びつき』という意味があります。
繋がるためのヨガ。
目を開いて、耳を澄ませて、肌で感じて、
どうぞ感じるままに自分との繋がりを感じていただけたらなといつも思っています。
それでは今日もすてきな1日を♪
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